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検察、弁護側同意なしの証拠を誤って朗読(読売新聞)

 昨年7月、日本医科大付属病院で入院中の長男(当時40歳)が母親(67)に刺殺された事件を巡り、19日に東京地裁で開かれた裁判員裁判の証拠説明で、検察側が被害者の妻の供述調書を朗読した際、弁護側が同意していない部分を誤って読むミスがあった。

 弁護側の指摘を受け、山口裕之裁判長が該当部分を証拠から排除した。東京地検は「起訴事実にかかわる証拠ではなく、公判に大きな影響を与えるものではないが、誠に遺憾で再発防止に努めたい」としている。

 誤って朗読されたのは、妻の供述調書のうち、殺害された夫の借金に触れた部分。山口裁判長は法廷で、裁判員に対し、「被害者の借金部分は頭の中から外すようにしてください」と述べた。

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